診療放射線技師の日常

人に価値を与えることができたら幸せです

男目線の陣痛から出産までの記録。出産は命がけだ。

こんばんは。youheiです。

 

月曜日の夕方いかがお過ごしですか。今日は大阪で震度6弱地震が起きました。

三重県はさほど揺れませんでしたが、近畿地方は被害が大きかったそうです。

今後余震等に注意してください。

熊本のように本震がまた来る可能性があるので、備えておく必要がありそうです。

 

 

こんなときに申し訳ないのですが、先日土曜日に娘が生まれました。

予定日より2週間前に出てきてびっくり。

初産だと遅いことが多いそうですが、早く出たかったんかな。笑

 

 

 

ホントに陣痛からの出産って

 

壮絶です

 

男の方が絶対見たほうがいい。

 

これだけ身を犠牲にして子供を生んでくれている。

 

感謝の気持ちしかないです。

 

嫁が言っている名言がありまして

 

「男は気持ちいいだけで宝物(子供)が手に入っていいよね」

 

とまさにそのとおりだなと実感しました。笑

 

 

恋愛工学等いろいろ勉強してきましたが

 

女性の凄さ、強さを改めて感じました。

 

 

 

時系列で説明しますと

 

金曜の夜中1時に破水し、陣痛が始まったのは昼の11時ぐらいからだったそうです。

破水が始まって、結構時間が立っていたのでこれ以上遅くなるようだったら陣痛促進剤というのを打たれてしまうところだったみたい。

 

ちなみにこのとき自分はというと、

いったん病院から離れ、家に帰っていました。

 

前日病院に泊まりだったので、シャワー、着替え、飯を食べに帰っていました。

 

まあまだ大丈夫だろうと思い、

体がうずいたので筋トレをし始めていました。

 

30分ぐらいしたら嫁から電話があり、

 

「もう陣痛始まっとるんやけどはよきて」

 

と言われました。

 

ホントに男って馬鹿だなと思いました。申し訳ありません!

 

13時半に病院についたら

 

急いで病院に行くと陣痛に苦しむ嫁の姿が・・・

 

すぐにお茶にストローキャップを装着し、すぐ飲める準備。

 

腰が痛いらしいので、後ろから押す。結構強めにおしていました。

 

それから2時間ぐらい苦しんでいました。

 

昼ごはんを食べすぎていたらしく、嘔吐しました。

 

それで多少楽になったのか、叫び声はなくなりました。

 

初産特有らしいのですが、赤ちゃんの頭は下がってくるのですが、子宮口が開いてこないので、いきんではいけないと言われていました。

いきんでしまうと子宮口がさけてしまうらしいです。

 

いやー勉強になります。

 

15時ぐらいの時点で子宮口は2cmぐらい。最大は10cm。

 

まだまだという感じでした。

 

おばちゃん助産師さんに

 

「痛い思いするから生まれるんやで、赤ちゃんも頑張っとる。慌てたらいかん。パニックになったらいかんで」

 

と強めにですが、なんか温かい言葉をもらって少し落ち着きを取り戻していました。

 

こういうときのおばちゃんの言葉って響くんだろなと思いながら

 

聞いていました。おばちゃん最強!

 

 

それから徐々に痛みが強くなりだし、間隔も短くなってきました。

 

頭が下がっているのでおしりから頭が出そうな感じになるらしく、

 

テニスボールでお尻の穴を陣痛が来るごとに押さえていました。

 

僕の役割は「陣痛時に腰を強く押さえること」「お尻の穴に思い切りテニスボールを押し込むこと」」この2つを同時にすることでした。

 

結構力がいる作業で、陣痛始まってからずっとだったので

6時間ぐらいはやっていたかな。

筋トレ効果でそんなに疲れることもなかったです。!

 

そんなことより嫁の痛み方が尋常じゃなかったので僕のことは

どうでもいいという気分になります。

 

ふたりとも頑張ってくれと思いながら

 

陣痛のたびに押していました。

 

18時半に医師に診察してもらい、子宮口8cmまで開いていると説明され

 

もう1時間陣痛室で頑張れと言われたので

 

1時間耐えていました。その時の嫁は

 

「なんか出てくる、早く出したいーー」と叫んでいました。

 

あとで聞くとことのときが一番きつかったそうです。

 

いきみたいけど、いきめない。

 

けど痛みはやってくる。

 

 

そして1時間後

 

 

 

19時40分に分娩室に入りました。

 

病院から夕食が支給されるのですが。

嫁は食べれるはずもなく、

看護師さんから夕食もったいないから食べたってください

と言われ

黙々と食べていました。

栄養満点でめっちゃ腹一杯になりました。こんなときに喉が通らないという

デリケートな方もいるかと思いますが、

僕はまったく思わなかったです。

 

やっぱドライなんかな。笑 

 

30分後に分娩室に呼ばれ、

行くと

もう少し赤ちゃんの頭が出かかっていました。

 

「がんばれ」と言いながら、同時に「うあーすげえ」という感覚でした。

 

ああいうときの先生ってすごく頼もしいなと思いました。

 

同じ人間なのにやはり尊敬の念しかないですね。

 

医者ってすごいわ。

 

 

それから20時52分に無事に誕生しました。

 

すぐに産声を上げてくれたのでほっと一安心。

 

 

 

立会しましたが、僕は医療関係者なので、手術室とかまあ一応みなれているので

いいですが、普通の人は少しグロく感じるかもしれません。

 

でも頭が出てくる感じとか結構感動的です。

 

生命が誕生する瞬間やと思いながら見ていました。

 

赤ちゃん出た後に胎盤を出すんですが、結構大きいんやなと思いました。

 

 

 

以上、体験記でした。

 

旦那さんは妻の苦しんでいる姿を絶対に見たほうがいい。

 

自分の苦しみなんてちっぽけなもんだと思いますよ。

 

 

 

そう実感した土曜日の夜でした。